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プログレッシブ ロック フェス 2016    [音楽]

遅くなってしまったけれど5月22日のプログレッシブロックフェス2016について.
ライブそのもののレポートはあちこちにアップされてるので、私的な参戦レポを. 
ProgFes_Front-72.jpg
ロジャー・ディーン画伯の公式アートは文句なく素敵なんだけど、ハケット/キャメル
とはあまり関係ない気も.

このフェスの情報が解禁になったのは1月頃.
ハケット先生はちょくちょく来日してるけど「CAMEL」の文字を見た時はえっ、と思った.
ラティマーさんは重病説(骨髄系)があって、もうキャメルは活動しないんだろうな、
と諦めて落胆してた折、一昨年だったか『SNOW GOOSE』のリメイク版が出て、
これがなかなか良い出来で、ラティマーさんがお元気そうなのはわかったけれど、
まさかキャメルとして来日してくれるなんて! しかも日曜日!
これはもう万難を排して行くしかないでしょ.(余談だけどなんでライブに行くのを
参戦と言うのかな?)

プログレ界の名ギタリスト2人を1度に観られるなんて、なんて贅沢なんでしょう.
もしや2人が同じステージで共演!?なんてことになったらプログレ史の一大事件に
なったものの、残念ながらそれはありませんでしたが・・・.

1月18日にCLUB CITTA'ホームページ先行予約でチケット代を振り込んだものの、
その後何も音沙汰なしなので本当に買えてるのかどうか心配になって4月の中旬くらいに
チッタに電話で訊いてみたら「4月末くらいにはチケットが届きます」とのこと.安心.

日比谷野外音楽堂とはいえ野外ライブは初めてだったので、雨の予報はなかったものの
前日コンビニで500円の簡易カッパを買う.バッグは雨でも平気なツーリングザックを.
それよりも心配なのはトラブルで電車が動かなくなること.お隣県と言えども途中で
電車が止まるとやばいので16時の開演だが余裕を見て9時半の特急に乗って出発.
早く着いたからって損することもないわけだし.
日比谷には新宿から丸ノ内線があるので1回乗り換えるだけ.何のトラブルも無く
11時半には日比谷に到着.公園でサンドイッチ食べて軽く腹ごしらえ.
場内ではサウンドチェックが行われているらしく、キャメルの『Song Within A Song』
が聞こえてくる.もうそれだけでジ~ン.
IMG_1401.jpg

13時半から物販が開始、とのことなので列に並ぶ.待っている間、音楽堂周囲の植物に
見たことない白いゾウムシがたくさんいるのを発見.カワイイので思わず撮る.
IMG_1326.jpg

Tシャツ各種売ってたけどTシャツってほとんど着ないので、パンフレットと、
ガールフレンドのこだまちゃんにおみやげ買うのみ.
16時までだいぶ時間があるので銀座まで歩いて珈琲豆を買いに行く.
帰りに濃厚つけ麺食べていざ参戦.

seat_yaon.jpg
IMG_1335.jpg
自分の席はこのへん.割と後ろだけど観られるだけでも文句は言わない.

定刻の10分前、なんのアナウンスもなくいきなりオープニングアクトの『原始神母』
の演奏が始まって、まだ席を立ったりしている観客はあたふたしている.
日本のPINK FLOYDトリビュートバンドで、ワタシは知りませんでした.
『吹けよ風 呼べよ嵐』から始まるセットリストは以下の通り.

1.One Of These Days
2.Set The Controls For The Heart Of The Sun
3.Cymbaline
4.Time
5.The Great Gig In The Sky
6.Atom Heart Mother

素晴らしい演奏でハケット/キャメルファンの観客もやんやの大拍手でした.
1日にフロイド・ジェネシス・キャメルの3バンドが体験できるなんて!

IMG_1334.jpg
約50分の原始神母のステージが終ってセットチェンジ.フェスはこれが大変ですね.
線の繋ぎ替えとかどうやっているんだろうと思いますが20分ほどで終了.
スティーブ・ハケット先生の登場です.
前半は新作『Wolflight』から4曲、旧ソロ『Voyage of the Acolyte』から2曲、
そして後半はGENESIS時代の曲を6曲.
未だにスティーブ・ハケットを取り上げる時に「元ジェネシスの~」と付くけれど、
もはやキャリアでも曲数でもソロになってからの方が圧倒的に多いのに、まだ
「元ジェネシスの~」はどうなんだ、と思ってましたがハケット先生自身、
『Genesis Revisited』というアルバムを出したり、こうやってライブでも演奏して
いたりするのでやはり切っても切れないのだ、と納得しました.

実はハケット先生のライブは初体験.
残念ながら『Wolflight』は持っていないので前半は取り残された感じだけど、
旧ソロ以降は馴染みの曲ばかりなのでテンション上がる.
ベースのニック・ベッグスはなぜかキルトスカートだし、ドラムのギャリー・オトゥール
はスーツにネクタイだし、意味不明の統一感の無さww
ハケット先生は相変わらずの英国紳士風でほとんど動かず黙々とギターを奏でる.
日比谷の森に、ビル街に響き渡る『Firth of Fifth』のギターソロ.こんな素晴らしい
体験、何物にも例えられない.
単独公演の時に演奏されたという『Every day』『Spectral Mornings』は
やってほしかったなぁ.

1.Out Of The Body
2.Wolflight
3.Love Song To A Vampire
4.Loving Sea
5.Tower Struck Down
6.Shadow Of The Hierophant
7.The Cinema Show (GENESIS)
8.Aisle Of Plenty (GENESIS)
9.The Lamb Lies Down On Broadway (GENESIS)
10.Can-Utility And The Coastliners (GENESIS)
11.Dance On A Volcano (GENESIS)
12.Firth Of Fifth (GENESIS)

18時25分頃、ハケット先生終了.野外なので万雷の拍手や歓声も空に抜けてしまい、
あのコンサートホールの一体感というか熱気というか、それが希薄なのは少し残念.
もちろんお客さんは大盛り上がりなのだけど.

またまた20分ほどのセットチェンジの後、いよいよキャメルの登場.
ワタシがRUSHと並んで心の糧としているバンドです.
キャメルのライブは初めてではありません.1992年にDust And Dreams Tourで
クラブクアトロで1度観ています.

オープニングは『Never Let Go』 あの名演「A LIVE RECORD」のフュージョン
バージョンではなくオリジナルバージョンです.
もはやラティマーさんの盟友コリン・バス(バース?)は言うに及ばず、Drのデニス・
クレメントもKeyのピーター・ジョーンズも素晴らしいメンバー.
92年の時のDrはP.バージェスという味も素っ気も無いつまらないドラムで、Keyも
M.シモンズで上手いのだけれどキャメルにはちょっと合わないなぁと感じていた.
デニスはアンディ・ウォードを見事にリスペクトしているし、驚いたのはピーターが
盲目だと知ったのはライブが終わってから.信じられない熱いプレイでした.
c1.jpg

ハケット先生と違い、ラティマーさんは動き回ったり愛想を振りまいたり、本当に
元気そうで病人だったとは思えない.とても安心しました.
そして1ミリの衰えもないギターの素晴らしさ.「これがエレクトリックギターの音だ」
と言わんばかりの素直で伸びやかな音! 誰かがTwitterで「人間国宝がいた」と言って
いたけれどまさにその通り.
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単独公演で演った『Lunar Sea』や『Air Born』は聴けなかったけれど大満足.
これだけお元気なので新作や再来日も期待.「See you next time!」と言ってたし.
もう2度と観られないと思っていたキャメルが、こんな最高の演奏を魅せてくれた事に
感謝するしかありません.
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1.Never Let Go
2.The White Rider
3.Song Within A Song
4.Unevensong
5.Rhayader
6.Rhayader Goes To Town
7.Spirit Of The Water
8.Ice
9.Mother Road
10.Hopeless Anger
11.Long Goodbye
 Encore
12.Lady Fantasy


PS.数日後、EXシアターでのキャメルの単独公演の模様(音のみ)が動画サイトVimeoに
こんなタイトルまで付けてアップされてて、Camel Productionからのクレームで2日後
くらいに削除されてしまったけれど、ワタシはその前にダウンロードしてしまったので
いつでも聴けます.結構いい音で、単に客席から隠し録りしただけではないみたい.
CapD20160528.jpeg

CapD20160528_2.jpeg


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コメント 2

タラララ

野外でキャメルを聴けたのは貴重な体験ではないでしょうか。
盛り上がるだろうなぁ…。
こういうイベントに日帰りで行けるのが羨ましい。
やっぱり首都圏ですね。
田舎はダメです (^^;;

by タラララ (2016-06-06 10:16) 

トースケ

キャメルと出会って35年.まだ生で見られるなんて!
野外だけに会場の外でも十分な音量で聞こえたはずなので、ワタシもチケット買えてなくても行くだけは行ってみようと画策していたのです.
しかし骨髄移植ってすごいんですね.

by トースケ (2016-06-06 23:48) 

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